研修先での出会い気持ちいいフェラチオ体験談/小説/話

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10数年前の話。
勤め先の紹介で、社会福祉関係の資格を取ることになった俺。
1週間の研修に参加した。
研修は、全国から100人ほどの受講者が集まっていて、9割方が地方からの参加者。
ど田舎出身の俺も含めて、みな、斡旋されたホテルに連泊することになっていた。
初日の午前中こそ、よそよそしかった受講者も、昼食あたりで徐々に打ち解けあい、会話も弾むようになった。
地元を離れ、仕事を離れ、1週間のアーバンライフ。
年齢的にも20~30代が中心ということもあって、とても開放的な雰囲気が漂っていた。

俺も年の近い男2人と仲良くなり、休み時間には「どの子がかわいい?」とか、くだらない話で盛り上がっていた。
○○は血気盛んな19歳、若干性欲が暴走しかかっていた(笑)
Yは親分肌の24歳、こちらもギラギラと女を欲していた。
俺は最年長の25歳、もちろん、女に飢えていたが、表面を取り繕うしたたかさも備わりつつあった。

「○○、ちょっとあの2人に声かけてこいよ。」
2日目の昼休み、とうとうYが動いた。
「いや、1人じゃ無理っすよ!Yさんも来てくださいよ!」
「お前が一番年下だろ?」
「でも…」
「そら○○がかわいそうやわ。俺らもいったろ。」
俺たちが狙いを付けたのは、2人。
Kはおとなしそうな癒し系の女の子、良く言えば女優の原沙知絵。
Iは派手で活発な女の子。こちらも良く言えば、グラマーな南明奈。

俺たちは、昼食を終えて雑談している2人に突撃。
先陣を切った○○のうろたえる姿をイジりながら笑いをとり、すんなり打ち解けた。
○○以外の4人は、ホテルも同じだったため、夕食の約束とともに携帯番号もGET。
その日から毎日、俺たちは5人で過ごした。
まるで学生時代に戻ったように、今日はボウリング、明日はカラオケとはしゃぎあった。
最終日の前日、研修を終えた俺たちは、居酒屋で打ち上げイブを催した。
明日の研修が終わると、その日のうちにみな帰路につく。
切ない思いを打ち消すように、俺たちは盛り上がった。

深夜1時を回った頃、俺たちはホテルに戻った。
○○は、俺の部屋に泊まりたがったが、「明日もあるから」と説き伏せて、自分のホテルに帰らせた。
それはYの意向でもあった。
YはIを狙っていて、俺にはKをあてがおうとしていた。

俺はというと、5人が仲良くなりすぎたこともあって、IやKを口説こうという気持ちはすっかり薄れていた。
明日でお別れとはいえ、今日一日の性欲で、バランスを壊すのは忍びない気がした。
「もう遅いし、今日はもう寝るわ。」
そう言って、俺は「4人で部屋飲みしよう!」というYを制して部屋に戻った。

30分ほどしてシャワーを出たところで携帯が鳴った。
「今から部屋行っていい?」
Iからだった。

Iはコソコソと逃げるように部屋に滑り込んできた。
「はぁ~、大変だった。」
「どしたん?」
「Yが部屋に行っていい?ってしつこくて…、もう部屋に来そうな勢いだったから逃げてきた」
困ったと言うわりに、声が跳ねていた。
「でも…どうする?このままここに泊まるつもり?」
「うーん、聡くん(俺)が迷惑じゃなかったら、しばらく話そうよ。」
「俺はええけど、なんかYに悪いな…」
「Yは、悪い人じゃないけど、わたしはタイプじゃないなぁ…、あっ、あったかいお茶入れようか?」
「あ、ありがとう。」
Iは、手際良く備え付けのポットを使ってお湯を沸かした。
その時、また、俺の携帯が鳴った。
Kからだった。

「Yから電話があって、Iが電話に出ないんだって。I、こんな夜中にどこ行ったんだろう?」
隣を見ると、聞き耳を立てていたIが、必死で首を振っている。
「お風呂でも入ってるんじゃない?それかもう寝たか。」
「もしかしたら、聡くんところ行ってるかと思ったけど、違うみたいだね。
じゃあ、わたしも寝るね、おやすみ…」
電話が切れると、Iが大きく息をついた。
「K心配してたぞ。」
「Yの電話がうっとおしかったから、電源切ってるのよね。」
湯飲みを手渡しながら麻衣は言葉を続けた。
「でも、Kが心配したのって聡のことかもよ。」
「え、なんで?」
「Kも聡のこと気になってるみたい。」
「"も”?」
「わたしも聡がいいなぁって思ってるよ。」

Iは、ベッドに座る俺の隣に腰掛けた。
それも肌が触れ合うほど近くに。
背の低いIは、当然座高も低い。
俺を見上げる潤んだ瞳を見ていたら、俺の中で理性が弾けた。

唇をIのソレに寄せた。
10cm未満の距離で見つめ合う。
Iが目を閉じて、自ら10cmを詰めてきた。
浅い息を吐きながら、何度も顔の角度を入れ替えて唇を重ねた。
間を置かずIのTシャツを剥ぎ取る。
黒いブラが、雪のように白い肌に際立っている。
性急にブラの透き間に指を入れ、ブラを押し上げる。
露になるdカップの胸。
21歳の胸は硬く張りがあって、その先で小さな乳首が小刻みに揺れている。

Iをベッドに押し倒す。
上気した目で俺を見上げるI。
俺は、右手でIの胸をまさぐりながら、大げさに音を立てて、もう片方の胸をむさぼった。
「あっ…」
昼間には決して発しない艶っぽい声でIが喘ぐ。
硬くなった乳首を舌で転がしながら、Iのベルトをはずす。
ジーンズを脱がすとき、麻衣は腰を浮かした。
俺が笑うと、Iは顔を赤らめて目をそらした。
再び、Iの唇を塞いで、指をパンティの下に滑り込ませた。
「んふっ…」
呼吸で応えるI。
割れ目は、熱を帯びた粘り気のある愛液で溢れかえっていた。
俺は、そこに顔を埋めた。

「あはっ…ぁああっ、くっ…」
Iの愛液が俺のあごまで垂れてくる。
「だめっ、このままだったら1人でイッちゃう。交代しよ。」
Iが俺のベルトをはずした。
俺も腰を上げてジーンズを脱いだ。
俺のトランクスをいたずらっ子のように笑いながらおろすI。
跳ね返るように上を向いた俺のソレにIが舌を伸ばす。
Iのフェラチオは、年のわりに上手かった。
唇でやわらかく包み込んだかと思えば、尖らせた舌が縦横に走る。
上目遣いに俺を見つめる瞳も、俺の脳を刺激した。
“ちょっとヤバイな…”
俺は慌てて上体を起こして、Iの太腿に手をかけた。
その時、Iが唾液で唇をヌラヌラと光らせながら言った。

「ゴム持ってる?」
「えっ、いや、持ってない…」
「そっかぁ…」
「付けなあかん?」
「うん、やっぱり怖いし…」
その時点で、深夜2時過ぎ、興奮していたが眠気も相当なものだった。
「わたし、部屋に戻ったらあるから、持ってこようか?」
「いや、そこまでは…」
普段、付けずにやっていた上、遅漏気味だった当時の俺。
なんとか生で、という甘い期待を捨て切れなかった。
「じゃあ、わたしは十分気持ち良くしてもらったから、口で最後までしたげる」

「えっ?」
俺が次の手を模索しているうちに、彼女の口が加速度を増した。
さっきまでの焦らすようなフェラは影を潜め、
指を絡ませながら、完全にヌくためのフェラが始まった。
じゅぴ、じゅぱっ…
大きな音を立てながら、喉の奥まで吸い込まれるソレ。
「いいよ、そのまま出して…」
返事をする前に、俺は彼女の口の中に果てた。
Iは、俺の精液をきれいに掬い取ると、上を向いてそのまま飲み干した。
「えっ、飲んだん?」
「うん、いつもしてるし…聡くんのならイヤじゃないよ」
お茶を飲みながら答えたIは、しばらく俺のベッドでイチャついた後、朝方部屋に帰った。